日立ロータリーバンドソーCB32FAの修理 2

機械紹介 修理 改造
スポンサーリンク

《当サイトは Google Adsense、Amazon アソシエイト等 アフィリエイト広告を利用して収益を得ています》

もう数年前から万力の油圧シリンダー付近から油が漏れていて下のカバーが汚れるなーとは感じていました。

スポンサーリンク

オイル系が動かない状態

オイルが無くなり万力部とロータリー刃の上行が出来なくなりました。

スイッチを押すと音はするのでポンプは動いているようです。

注: クリーム色のモコモコしたものはウレタンホームです。
  (以前ネズミに入られコードを数本齧られ修理したので隙間塞ぎしました。)

OILと表示のキャップを開けるとオイルは見えない状態でした。

ホースの亀裂なのか?接続ジョイントのネジ部なのか?も疑いましたが
結局一番面倒な油圧シリンダー部よりのオイル漏れでした。

それでも最初はシリンダーのパッキン交換で直るかな?と、考えていました。

上記の油圧プレスブレーキのシリンダー修理1 の時の様に。

別件ですがついでなのでカバー塗装しました。

シリンダーの取り外し

とりあえずシリンダーを外します。

4本のキャップスクリューとストロークする芯棒ナットのみで外れました。

新しいシリンダー購入

シリンダーを外し確認しましたが分解できません。外せるネジが無いのです。

どうやらピストン棒組み込み部を特殊な工具でバネの様なリングを縮めて外すしかないです。

諦めました。

それほどの高額でもないと思うので油圧シリンダー本体ごと交換することにしました。

ネットで検索しましたが同じ品番の物は見つかりませんでした。

パッキンの材質が違うので品番が変わった様です。

一番安いのは16,000円位でありましたが、

知らない初めて見るサイトだったので怖く諦めて

モノタロウかミスミに同じような価格で迷いましたが。

結局ミスミで買いました。

25374円(税込み 送料込み)でした。

ただ納期が長く15日ぐらい待ってやっと届きました。

シリンダーの取り付け

新旧シリンダーの品番です。

パッキン材質の違いのみでストロークなどは同じです。

今思えばもう少し長いストロークの物に変更すれば何度も戻さないで使えて便利になったかもと思います。
 (今の3ノッチが5ノッチ分移動すれば便利かなと思のいです。)(キャップスクリュウボルト4本は変更し。)

旧型シリンダーよりL型の部品を外して新しいシリンダーに移設しました。

完成

無事完成しました。

ホース途中の空気は何度か動かしているうちに抜けてスムーズに動くようになります。

小さい割に結構なお値段ですが、修理依頼すれば数倍は請求されると思います。

簡単ですので自分で交換しませう。

下記は過去のバンドソー修理記事1です。
お読みいただけると幸いです。