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直圧式のタンクがキャビネット下部ホッパーの下にあって砂がその落差で落下して人力に頼る所が無く循環して使えます。
細かな埃は別途の集塵機で吸う必要があります。1馬力以下で十分です。
集塵機無き場合ペール缶タイプの掃除機でも利用可能です。
天井後ろ空気排出口にサイクロンが付いてるので集塵機(掃除機)のフィルターの詰まりを低減しています。
製作段階の写真が有りましたので暇な時にでも御覧ください。
サンドブラスト キャビネット 製作途中の写真
1号機と大きく違う所です。(ボールバルブ式やめました)

ホッパーの高さはあまり無いですがエアー式振動機(バイブレーター)を下外側に付けてあるので細かさ#100番くらいまでならスムーズに落ちます。
ホッパーの隅もアールに曲げた板をスポット溶接付けしてその隅に砂の溜まるのを防いでいます。
下のタンクとの開閉をボールバルブ式から三角(円錐形)ゴムが上下する開閉に変更しました。
ボールバルブ使用のときはボールに砂をかんだり巻き込んでエアー漏れが案外早く起きました。
多少のエアー漏れも漏れ出すのはキャビネットのホッパーの室内側なので問題はないのですが、エアーロスですので脱炭素(カーボンフリー)に反します。ただコストで考えると手動式ボールバルブの方がだいぶ安く出来ます。また三角ゴムを上下させるためのエアーシリンダーやベアリングユニットなどの取り付けに50mm高さが必要です。(高さロス)(砂落下用の位置エネルギーロス)
砂落ちの開閉方法の説明
三角ゴム上下式は対磨耗性向上して数年は使用可能です。

エアーで開閉します。もちろんフットスイッチを足で操作して行います。

これは取り付け前の動作確認をした時の写真になります。案外うまくいきました。砂もテッサの46番ですとバイブレーター無しで全て落ちました。只三角(円錐形)ゴムの上下運動がうまく戻らない時があり引っ張り上げる芯丸棒が暴れないようにガイドを付けました。後ずけなので少し変なガイドに成ってしまいました。
この形のガイドはこれだけのために取り付けた物で次機よりのホッパーには最初から別の形の最適化したガイドが付いています。
以下は使用始めて1年以上たった時の写真です
ホッパー及び網

左扉を開けて写真を撮っています。砂をこす網を2重に取り付けました。但しまだ完璧ではありません。たまにサンド調整バルブにゴミは詰まります。綿誇りのような物と細長いゴミが合わさって詰まることが多いです。
ホッパー面はさらさら落ちますが、網上より網をこして下に落ちるのにバイブレーターの振動が必要です。
中心のエルボはエアー逃がし用です。(タンクのエアー開放時前に砂を落とそうとした時用)下のバルブが開いた時網を破るのを防止します。

扉関係
右扉より見て

前側扉は上開きタイプです。小さい加工品は全部ここより出し入れしています。
左右の扉はほとんど整備用に利用しています。

前面の上が手前下に簡単に開くので作業者の移動が減り作業効率が上がります。
上が手前に開きます。手甲というかゴム手袋ですが、日本製のロングのゴム手袋です。いろんな手袋使用して来ましたが、ゴム(ウレタン)製品は日本製がダントツいちばんです。長持ちしますしS/M/L/LLが選べて手のサイズ感が丁度良く何しろお値段が1000から2000ぐらいで買えます。サンドブラスト用の手袋は厚くて丈夫では有りますがブカブカの特大海外サイズがほとんどです。たまに丁度良いサイズで柔らかなゴム物もありましたが、耐久性が全然無くすぐにひびが出来そこから切れました。さらに海外(めいどいんちゃいな)ゴム製品は匂いがあり時間経過で粘り付く様になる物もあります。
同じようなことの繰り返しになりますが、エアーホースリールの安い物も何度か購入して痛い目を見ています。すぐにエアー漏れします。回転機構などは丈夫なのですが、ウレタンホースが見た目良いのにエアーがすぐ漏れて弱い。冬場は硬くなる。など良いとこ見た目だけという経験3度ほどあります。
前扉が有れば横のドアに移動しなくてよいので小物の出し入れしやすいです。
以前に前扉もヒンジ扉で作りましたが、開閉時に手甲部の砂が床に落ちてとても不便で前扉の利用頻度が減ってしまいました。それでは必要ないことになります。
フットスイッチ

手甲に両手を入れて作業するので機械操作は全て足でする様になっています。左側より順に
- サンドタンクへの砂の落下の ON:OFF
- エアー式振動モーターの ON:OFF
- サンドタンクへのエアーの加圧排出 ON:OFF
- 噴射エアーの ON:OFF
内部照明器具

照明はガラス窓をはさんで天井外側にLED灯光機30Wが左右に2個付いています。
向きは真上からですが十分な明るさなので室内はとてもよく見えます。そして邪魔になりません。
覗き窓の大きさ
覗き窓は大きい方が良く見えますが、ガラスを取り替える頻度が多いとガラス代が嵩みます。
必要以上に覗き窓は大きくしない方がガラスコストを気兼ねなく取り替えられて良いです。
2023/12/7追伸サンド調整について
今現在は下記のサンド混合機に変更し、砂量の調整が適量に簡単に使用できるようになっています。

他に必要なもの
- 0.5馬力ぐらいの集塵機(#50番位までの荒い砂なら無しでも見えます。)
- 3馬力以上のコンプレッサー(ノズルΦ1.8mmの細いの限定なら1馬力でも使用可能です。)