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半年ほど前からボール盤の自動送りが動かなくなっています。
修理を頼むと10万円位は覚悟しないと頼めないのでとりあえずそのままにしていました。

仕方ないので大きな穴あけ時は全力で全体重をかけ押し付けて穴あけをしていました。
自力で修理をしてみようと
欠けた部品を取り寄せできれば直せるかもと思い横のカバーを開けてみました。

案外簡単な部分の優しい故障でした。
ウレタンオレンジ丸ベルトが切れてただけのようです。
2連型プーリーですが入っていたウレタンベルトは1本でした。
スピードを変える為かと思いましたが
奥のプーリーも同じ径の2連型でした。
(1連の方がベルトを入れやすいのになぜ?と後で思います。)
プーリー面綺麗なので2本の内の1ほんがどこかに挟まっていないか探しましたが無かったです。
てっきりギア構造と思っていましたので拍子抜けです。
これなら自分でも簡単に直せそうです。
早速モノタロウでウレタンベルトを探しました。
輪っかに仕上がった物は円周長400mmからしか無く
今回欲しい300mmの物は売っていませんでした。
仕方が無いのでΦ8mm×1mの物を取り寄せ3個溶着試しましたがすべて失敗しました。
ユーチューブで発見した溶着時は30秒保持する事!というのを真に受け実践したのが失敗の原因かと思います。Φ8mmは太い方であり尚且つ今は夏で気温も高いので2分は押し付けた状態で保持しないとうまくいかない様です。
再び1m(989円)買うのも?と思い思い切ってお得な10m(6048円)を買ってしまいました。
で到着

結局10mが着 後1回目で成功しました。9m以上残ってしまいました。
ウレタン溶着風景両手を使うのでは写真取れませんでした。

上写真は半田ごてでの温める位置を説明しています。
この写真のウレタン端は失敗したものです。
こんなに溶かしてはいけません。
ウレタン端の形は変わらなぐらいが良いです。
また煙が出るようでは暖め過ぎです

溶けた両端をズレない様に押し付ける治具に
壊れて使っていない小型万力の中心を削って使いました。
捨てようとしたものがたまたまあったからで
2つの端材の間に3mmから5mmの物を挟んで
2個のシャコ万で咥えたりすれば簡単に出来ます。
今度は失敗しない様両手で2分間押さえていました。
15分ほどさらに冷ましてから、
はみ出した部分はニッパで切ってやすりリュウタ-で仕上げました。

出来た丸ベルトを組み込むには上のプーリースタンドの4本ボルトを緩めないと入りませんでした。
これをするのに(考えつく)1時間かかりました。

完成しました。また楽に穴あけが出来ます。嬉しいです。
とりあえずこのまま使ってみて力不足と感じたらウレタンベルトを2本にします。
材料のウレタン丸ベルトなら使い切れないほど残ってますから。
その後アマゾンでもウレタンベルトを安く売ってるのを発見!!
7000円使った身としては、
さらに安く直せたかもと思うと悔しいですが、下記の販売が有りました。
でも自分で直せたので修理を依頼した金額と比べれば安く仕上がったと考えるようにしました。
以上ですご覧いただきありがとうございました。