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奥で眠っていた古い型の3本ロール 手動→ギアモーターで電動に!
全面の錆をカップワイヤーブラシで落としました。
全体を覆った錆を落とした後の写真です。
錆びた状態の写真取り忘れました。残念…


今販売している新型と同じハンドル下げてここを開いて手前にロールを簡単に外せる方式は作業しやすいです。

只、板厚調整ボルトだけでなく、R曲げ調整ボルトも下側なのがイマイチ使いにくいです。
回すグリップも小さく滑りやすく回しづらいです。
加工途中での加圧方向への増し締めはほぼ出来ません。
出来れば上部よりの吊り下げ式に変更したいのですが無理なのでこのまま使います。

ロール有効幅は1000mmですが、手回しではt3.2mm幅150mmぐらいが限界でした。
加工物が数ある場合は汗だらだらたらして回します。

ギアモーター直付けせずこの歯車も大事に使うことにしました。3個の歯車で5:1の減速比です。
ハンドル切り抜き


大きなハンドルから中心の歯車部分のみ切り出しました。
鋳物製なので酸素切断あきらめて、Ф100の切断砥石で切り出しました。
調整ボルト改造

R曲げ調整ボルトを上に出す吊り下げ式に改造するのは無理ですが、せめて回しやすくしました。
薄板の時だけでもいいので加工途中での増し締めが出来れば良いのですが。
調整しやすい様に 目盛りシール を貼る
アマゾンで使えそうなシール新潟精機 SK ものさしシール 快段目盛 MSL-10KD 白黒 各1枚入
を見つけたので、早速貼って見ました。
黒文字と白文字の2つのパターンが入っていました。
白文字タイプが見やすいのでそれを左右の上下スライド部に貼ります。

剥げないで長く使えるようにブレーキパーツクリーナーで脱脂をしてから貼りました。

今まではその度に直尺を当てていたので少し使いやすくなりました。
最新の手動式3本ロールはこちらでご覧になれます。

架台作り
アングル加工
アングルt6×50でベースを作り移動できる様にキャスター式にします。


タップ立て済みのキャスターベース板9mmは以前の何かの残り物がありました。




本体取り付け用のM10タップを日立のタッパで立てます。
一度乗せて見ます。

取っ手の中心部は旋盤でスプロケット取り付けサイズに削りました。

歯車とスプロケットは横から6mmキャップスクリュウ半ねじ4本で固定しました。
スプロケットは穴加工が数百円でモノタロウで売られているので助かります。
速度変更もスプロケットを変えることで簡単に変更出来そうです。

元の歯車も使用するので、ギアモーターは0.4kw 減速比15:1です。
80:1にくらべ1万円以上の節約になりました。
カバー製作

歯車部のカバーです。プラズマで1.6mm板切りました。

ベンダー曲げ溶接後に借り止めして当たりがないか確認します。
塗装します。

ラッカー仕上げなので、先ずプライマーを塗りました。


組み立て 架台 ギアモーター スプロケット
各部分をボルト止め

キャスターは在庫品でゴムとウレタン混合になりました。ゴム車輪は加重に弱いですが不具合出ましたらその時取り替えます。



インバーターなどの高い機器を使わなくてもモノタロウにて穴加工済みのスプロケットが数百円で買えるので、その交換で多少(2~3倍)の速さは替えれます。
フットスイッチ部分


重い物を落とす可能性があるのでアルミのコードカバー買いました。


電気配線 可逆形電磁開閉器 非常停止用押しボタン

上記配線図に非常停止ボタンはまだ入っていません。

可逆形電磁開閉器と電磁接触器 交流操作形 (非可逆) です。



外す時のため、配線コードの途中に差込コネクタを入れて簡単に外せるようにしました。
完成


こんな感じです。

カバーが大きな歯車ギリなので非常停止スイッチ出っ張りました。
かえって目立って良かったかな?

問題なく動きました。これから我が社のメイン機として使用していきます。
ロール加工風景はゆくゆく加工時に写真などを追加していきます。
使用例 (2022.05.25 追記)
やはり板厚調整とロール角度調整が別のタイプは調整がすんなり簡単に出来使いやすいです。

ドラム缶モルタルホッパー様の補強タガです。 t6×39×1804mm
以前は住谷↓(新品で購入し現在も所有中)を使用し加工してましたが、もう出番は無さそうです。
