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回転砥石 で 過去に経験した事故
砥石が割れて飛散した事故は2回経験しています。
1回目は 高速 切断砥石
昔の事で今は使用していない製品で、確か良く割れる吐石でした。
切り始めの当たりが強すぎたのか?自分の横後方の窓ガラスを割りました。
これは今回の目的である周速度超えとは無関係な事故です。
2回目は ストレートグラインダー
ストレートグラインダーに新しいインターナル砥石を取り付け削り始めた直後バラバラに飛び散りました。
そのうちの欠片が地上高さ6mの工場天井に飛び折半屋根(折り曲げトタン屋根)に小さな穴を開けました。明るい光が差していました。屋根に上り修復済みです。

その時の破片を集めたものです。写真が残っていました。
それまではФ38mm砥石のみを使用していました。
新しくФ65mm砥石を買って2個目の使用だったのでもしかしたらと思い計算してみました。
最高周速度超えの計算方法

65mmの砥石にはMAX4300m/minと表示されています。
先ず円周長65×3.14=204mmを出します。
次に4300mをmmに直して円周長で割ります。
4300000÷204=21078回転/分と出ました。最高使用可能回転数です。

ストレートグラインダーを見ると23000rpmと表示があり砥石の選定ミスが原因でした。
ラベル上にはФ38mmの表示も見え元々Ф65mmは無理な工具機械だったようです。
そんなこんなでいろいろ調べていると便利なページを見つけました。
ニューレジストン様のホームページに周速度簡単変換ページです。

★注意★ 破損した砥石はニューレジストン様の物ではありません。
後日(工具とインターナル砥石 共)購入した溶材屋さんに伺うと今まで飛び散るなんてことは一回も無くもちろん事故報告も1回も無く回転数などあまり考えずに普通に売っているようです。そしてその時下記のポスターを頂いたので色あせましたが今でも工場内に貼って有ります。

でもそう言うことでは無い様に思い、少しでも安全の方向への注意喚起に成るよう今ブログを書いています。

Ф65mmのインターナル砥石もほぼ1箱のまま在庫に有るので。
後に左側のオフセットされた回転数の低いストレートグラインダー購入しました。
安全対策として、全ての砥石を回転数表示に出来ないのか?
今有るいろいろな砥石を何個か調べて見ました。
最高使用回転数は単位記号違い rpmとmin-1 がありました。(同じ意味らしい)
最高使用周速度は、秒速のm/s と 分速のm/min 2種類ありました。

秒速は最後に60倍すれば良いのですが、変換計算面倒です。
うがった見方をすれば、たぶん砥石メーカーさんはそれぞれの径の砥石にそれぞれの回転数を表示するのは手間ひまが掛かるので、今まで低コストのみを重視して周速度表示を選択したのだろうか?と思います。周速度表示なら径が大きく変わっても全て同じ周速度表示ですみますから。
でも変換計算はとても面倒です。
それ以上に安全性を考えても疑問です。
お願いします。《最高使用回転数》表示に変えてください!
どうか!吐石メーカーさん全てのラベルに《最高使用回転数》表示を表記して下さい。!!安全優先!うっかり事故撲滅!でお願いします。