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コマツ産機の油圧シャーリング機械の不具合がシリコンスプレーで直ったお話です。
症状は
上の刃が最後まで落ちてこないで長物が切れなくなることです。もう数年前から時々不具合に成ったり元に戻ったりしていました。最大長さ2500mmは切れる機械なのですが、最近(1年以内)は2000mm位までしか切れませんでした。

それが数日前の朝はさらに悪くなり150mm位の所までしか上の刃が落ちてこなくなってしまいました。何度か電源ON OFFしても治りません。
コマツ産機にお願いすると数十マンは取られます。弱りました。
制御盤裏からカチカチと音が聞こえます。
上刃が落ちないで途中で上がってしまう時にカチカチ音がするので見てみると油圧弁の後ろのリミットスイッチ付近と分かりました。そのリミットスイッチを押している小さいピストンの動きがぴくぴく動いてリミットスイッチをカチカチ押していました。


このピストンが変な動きをしています。
対策(シリコンスプレー)
ピストンの動きがおかしいのでダメ元で油をしてみることにします。動きには556よりもシリコンの方が良いと思いシリコンスプレーを吹きかけました。

するとすぐに2000mm付近まで上刃が降りてくるようになりました。
まだ最後まで落ちないので下限リミットスイッチが移動できるように穴が最初から開いているのでその穴までリミットスイッチを下に移動してみました。
すると2550mmの最後まで上刃が落ちてから上がるようになり元の状態に戻りました。
以上です。
最近は昔使っていた相沢(AAA)製のメカシャーリング機械が凄く良かったんだと思い知っています。
クラッチが減った不具合が1回あっただけでほぼ壊れませんでしたし、何より整備費用が安かったです。コマツ産機は整備が凄く、いつも目の玉飛び出る請求でお金が凄くかかります。お勧めしません。最低でも10万は超える覚悟が必要です。以前日立工機バンドソーの配線をネズミに食いちぎられて頼んだ日立工機サービスの料金は2~3万円と非常に安かったです。なんでも同じ日に同方向に数軒回るようにして安くしてくださってるとの事でした。
以上です。最後までご覧いただきありがとうございます。