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夏・冬タイヤの交換後の移動とそのまま保管する台車
今でもホームセンターにはタイヤを立てて2段に保管するタイヤラックが売られていますが、
タイヤ保管は縦並べ保管でなく平積みの横型保管の方がタイヤ変形が無いです。
タイヤ保管にそのまま置いて置き移動時そのまま押す台車を作って見ました。
キャスターの車輪が小さいと路面の凹凸振動やショックで積んであるタイヤがくずれそうなのでキャスターの車輪は材質ゴムの大きさФ100の自在4個にしました。床に油よごれある場合や強度はウレタンの方が良いですが、値段が高くて硬いです
大きな径のキャスター車輪は移動時は楽にはなりますが、高さがどうしても高くなり作業性と安定性では不利になります。今回は出来る限り低く仕上げたいので天板t2.3に直接取り付ける方法で加工を行いました。
溶接付けが一番簡単ですが、取り替える可能性もゼロではないのでボルト止めを選択しました。
タップを立てたベースを天板裏に溶接する方法はその分の高さが出るので、天板にザグリ穴を開ける方法にします。
キャスター穴にあわせた径の皿ボルトM10×20を使用します。

今回はシッカリ締められるように6角穴つきタイプの皿ボルトにしました。

裏面です。天板裏に直にキャスター取り付けですのでこれ以上は低くならないです。
補強3本は天板と同じt2.3mmの鉄板を曲げました。
曲げ高さは自在キャスターが回るのに当たらないぎりぎりです。

ボルトの長さが25mm以上ですと自在キャスターがボルトに当たり回りません
仕上がり写真

天板上面が凸凹なく仕上がりました。塗装はラッカー仕上げです。油性ペンキ仕上げは十二分に乾燥させないとタイヤの重さでタイヤ袋にペンキがくっ付く事があるからです。
キャスター穴加工時の写真

鉄板の厚みが2.3mmなので皿ボルトのネジの無い円錐部分がキャスターの穴に当たるので面取りでザグリ加工を加えました。

M10ナットの下にM12用平ワッシャー+M10用平ワッシャー+M10用スプリングワッシャーを挟んでいます。丁度ネジ頭つらいちに仕上がりました。
M8ボルトならこんな余分な加工は必要なかったですしM8皿ボルトでも十分耐えられる場所でした。
使用風景写真
下記の写真はキャスター留めボルト4本の内の最内側1本のみを皿ボルトにして外側にある3本は6角ボルトを使用した初期の写真になっていました。今は全て皿ボルトにして3つ上の写真のように仕上げました。《ご了承ください》

15インチのタイヤ4本を載せて移動時です。

15インチ4本+14インチ4本=計8本載せての移動時です。スムーズに動きまったく問題有りません。
只、袋がつるつる素材なので上部分のみを押すと崩れそうになりました。
小さいお子さんがいる場合は8本保管はやめた方がよいと思います。尚且つキャスターもブレーキ付きが安全です。
タイヤ保管方法
タイヤは熱と光と空気(オゾン)などでゴムの劣化が進むようです。劣化防止のため先ず汚れを軽く拭き取り小石などをマイナスドライバーではじき出してから90Lのゴミ袋(大きい方が口を縛り密閉しやすい)に入れた後に市販のタイヤ袋に入れ2重にして保管します。特にスタッドレスは劣化が進むと硬くなり凍結路面でのブレーキが利かなくなりやすいようです。又、最初にも触れましたが、立てての保管はタイヤ1点又は2点に圧力が集中して変形しやすいので必ず平積みしましょう。